四方山話
 
 この秋の個展日程が気になり始めた今日この頃です。先月まで歩留まりを気にせず初試み挑戦的な仕事をしてきました。結果は尽く失敗、個展に出せる様な作品が殆ど見当たりません。今回の窯は、これまでの経験を活かし個展出品作品をある程度確保したい思いで望んでみました。結果は一番のお目当てだった長さ1mを超える長方皿2枚が本焼き前に真二つに割れるアクシデントに見舞われ、本焼成はやや意気消沈気味。

 今回の最新作3点は、織部重箱、織部徳利、瀬戸黒茶碗を取り上げてみました。3点共これまでの仕事に新しい要素を加え、瀬戸黒では造形を高台部分から碗なり筒型に立ち上げてみました。重箱はこれまでもほんの数点制作しただけで、今回は土の質感と織部釉が引き立つ様な造形でまとめてみました。徳利は他でちょっと見かけない荒っぽい造形で重そうに見えますがそうでもありません。土に鉄分が多かった様で織部の緑が土の鉄に引っ張られ茶っぽくなってしまいました。これを狙ったわけではないのですが・・・。

                                                     (07/22/2004)

「瀬戸黒茶碗高台」
Copyright (C) 2003 Soshintougi. All Rights Reserved.