四方山話
 

 ほぼ4ヶ月ぶりの志野焼成。いつもの事ながら窯場を清め、焼成の無事と良き作品が生まれ出事を願って神様に拍手を打ち、まる4日100時間の焼成に火を入れる。今回は途中雨天と強風の影響で炉内の温度が勝手に乱高下するハプニングが生じた。結果は天候がその原因とばかり言いきれないのですが、合格点を出せる作品は片手で充分の数、歩留まりが消費税のパーセントにも満たない有様である。相変わらず志野は取れない!
 今回の最新作、もう選べる余地などなくこの3点のみ。「白雪志野茶碗」「志野蓋付変壺」この2点は、造形の良さが他のマイナス面を充分カバーしている様に思う。「志野長方皿」60cm前後のもので合格点を出せたのは、僅か昨年銀座和光での個展に出品したものに続き過去2点目。今回の収穫は以上である。
 ところで昨日娘から良く効くおまじないがあると聞かされた。何でもお願いを神様に祈るのではなく、お願いが実現したことを前もって感謝し、神様に頭を下げると願が叶えられるそうだ。次回の窯焚きの際、火を入れる時にはこのおまじないにあやかって「無事焼成が終了し、こんな素晴らしい作品を生み出させて戴き本当に感謝いたします。ありがとうございました。」と申し上げ、神様に拍手を打ち、窯焚きをスタートしてみようと思う。


                                                     (02/27/2006)


「白雪志野茶碗高台」
白雪志野茶碗高台
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