四方山話
 

  今月はボストン近郊Concord, Lacoste galleryで個展、イギリスOxford でグループ展がある。個展の方は織部を中心に40数点の出品、グループ展の方は茶陶の展覧会で、 イギリス国内外からバーナード・リーチ、濱田庄司など物故作家に現存作家を加え60余名の作家の作品が展観される。 私は、織部・黒織部・黄瀬戸の茶碗を出品した。 掌に乗る小さな碗ながら、手にする者にその感触・景色が不思議な魅力を注いでくれる。 英国での来場者の目にそれがどの様に映るのか?大変興味深いところだ。

  久々に最新作の更新。過去の作品と変わらぬモノをただ繰り返し制作すれば仕事も進むが、それでは面白くない。 ところが何か新しい要素を加え、過去にないものを作ろうとすると、突然急ブレーキが掛った様に仕事が全く前に進まなくなる。 この所「最新作」更新に時間が掛ったのは、この事がその原因だ。 今回の最新作3点、これまでにない点は、オレンジ色の緋色と織部の緑色をはっきり作品に対峙させ、 その中に焼成中出来る釉の流れが生み出す偶然の表情を期待してみた。最新作3点は、その期待に少し応えてくれた様に思う。 この所上記事情で、益々遅々とした歩みになっているが、次回の最新作更新出来るだけ早く進められるよう精進したい。                


                                                     (10/15/2014


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